パニック症になって始めたこと ~panicoの回復までの道のり~

panic体験記

こんにちは。
パニック症になったカウンセラーpanicoです。
先日、「私がパニック症になってやめたこと」について記事にしました。
↓ ↓ ↓


今回は、私がパニック症になって始めたこと3つをまとめていきます。
(あくまでも、私の例になります。参考程度に。)

犬嫌いが犬を飼った

初めて犬を飼ってみた

これはパニック症になったこととは直接関係はないのですが、
発症して2年後くらいに、ご縁あってワンコをお迎えすることになりました。

もともと犬は苦手で、幼少期に近所の犬に追いかけられてコケたトラウマがありました。
(昔の田舎は獰猛で強そうな外飼いの犬が多かった)
ただ、トラウマはありつつもどこかで憧れがあって、怖いけど嫌いではなかったのです。
大人になって都会に引っ越して来たら、田舎に昔いたような怖い系のワンちゃんはいなくて、
小さいフワフワしたのが町をチョコチョコ歩いていて、一気に犬好きが加速していきました。
それで、いつか余裕ができたらワンコを飼うぞ、と漠然と思ってたのですね。

タイミングは突然訪れるもので、なんとなく立ち寄った保護犬施設で、
娘が「この子だ」とピンときた子が今やうちの子に。まさに偶然の出会いでした。

以前の私だったら、即決なんてしなかったと思います。
パニック症になって以降、自分の正直な「やりたい」に耳を傾けることが私の在り方の軸になったので、思い切った決断ができました。

アニマルセラピー

ワンコをお迎えして変わったこといえば
「散歩」が日課になったこと。

朝も夕方も、雨の日も晴れの日も、ひたすら散歩。
朝いつもより早く起きないとだし、朝イチで外に出られるギリギリの身支度が必要だし、
何かと大変なことも多いけれど、健康生活に一歩近づきました。

そして、大変なこと以上に、かわいくて、癒し度半端ない。。。!!!
日々セラピーされております。

「セラピー」といえば、
アニマルセラピー、ドッグセラピーという言葉は聞いたことあるかもしれません。
最近は、精神障害のある人のために訓練された
「サービスドッグ」「エモーショナルサポートドッグ」というワンちゃんたちもいるようで。
日本ではまだ介助犬と同じような範囲での同伴はできないようですが、
これから認知されていくのではないでしょうか。

運動嫌いが運動を始めた

薬物療法から運動療法へ?

panicoは、運動経験ほとんどゼロ、運動音痴寄りの人間です。
そんな私が運動を始めたのは、『主治医のすすめ』がきっかけでした。

発症から3年ほど経って、症状も落ち着き、通院間隔もあいてきて、
いよいよお薬は卒業かという時期、通っているクリニックの方針転換があり、

「抗不安薬は基本的に処方しない方針」となりまして。

当時ほとんどお薬を飲まずに生活できていたけれど、
それでもお薬はお守りのように持っておきたく、
主治医の先生に頼んだのですが断られ・・・。
代わりに勧められたのが「運動」でした。

Dr.
Dr.

panicoさん、運動はしてらっしゃいますか。

panico
panico

してますねぇ。朝夕に犬の散歩に行ってます!(ドヤ!)

Dr.
Dr.

・・・それ運動とはいいません(呆)。
もっと息があがるくらいの、ガチめの運動じゃないと。
有酸素運動がパニックに効果的といわれているんですよ。

そして、2か月後(遅)、ジムに入会して有酸素運動とやらを始めてみたのです。

パニック発作が運動で改善するという研究結果も

主治医のすすめで運動を始めたpanicoですが、
正直「ほんまかいな」という気持ちがありました。
そこで調べてみたところ、ありましたよ、エビデンスが。

ダイヤモンドオンラインの記事より、運動から得られる癒し効果~

  • ストレスから守られる
  • 抗うつ薬に匹敵する“うつ改善効果”が得られる
  • レジリエンス因子が増え、不安に強くなる
  • 遺伝と同レベルの認知症リスクを解消できる
  • 自然界で2番目に強い“睡眠導入剤”が体内で作られる

記事内で紹介されている「ジェニファー・ハイズ博士」の著書
『うつは運動で消える』が2022年に発行されています。

実に興味深い研究結果ですね~。

運動は身体のためには良いことであるのは間違いないので、
身体が元気になると心にも良い影響を及ぼすというのは納得です。
また、日々の生活の中から運動に費やす時間を捻出するとなると、
(panicoの場合)だらだらスマホしたり、無駄な不安や妄想に充ててた時間を、
運動に充てていければ、時間の使い方という点でみても良いことしかないですね。

panicoはハイズ博士が提唱している「HIIT」というメニューを
せっかくだから試してみることにしたのですが、レポートはまた別記事で紹介しますね。

マインドフルネス瞑想を実践した

マインドフルネスの効果は、もうすでに周知のことかと思いますが、
心理学を勉強したpanicoがマインドフルネスストレス低減法を知ったのは、
恥ずかしながら7年くらい前かな・・・つい最近のことです。
自分がパニック症になってみて、マインドフルネスの良さや効果を実感しているところです。

マインドフルネスを語るのであれば、知識で語るべからず、
自身も実践者として日々の瞑想を続けていくことが求められます。

私は実践者としてはまだまだひよっこなので、ここで何かを語ることはしませんが、
マインドフルネスの考え方には、今まで勉強してきた様々な心理療法のエッセンスが入っている気がしています。
これからも勉強と実践を続けていきます。

以上、パニック症になって始めたこと、でした。

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