こんにちは。
パニック症になったカウンセラーpanicoです。
今回は、私がパニック症になってやめたこと3つをまとめていきます。
(あくまでも、私の例になります。参考程度に。)
ちなみに、「パニック症になって始めたこと」はこちらの記事に。
↓ ↓ ↓
コーヒー

発症当時、私の人生で一番コーヒーにハマっていた時期で、
某「Kルディ」に通い、常に数種類のコーヒー豆をストックしていました。
朝食、昼食、仕事の合間もいつもコーヒーでした。
パニック症で心療内科を受診したさいのこと。
Dr.「コーヒーは飲みますか」
panico「(急にどうしたー?)はい、好きですが」
Dr.「カフェインはパニックの方にはよくないので、控えたほうがいいかもしれないですね」
panico「(えええええ!)・・・そうなんですね。わかりました。」
ほんまかいな・・・と思いつつ調べたところ、ありましたよ、研究結果が。
【パニックとカフェインに関する研究結果】
- パニック発作の誘発
- カフェイン(特に高用量)は中枢神経を刺激し、心拍数増加・血圧上昇・不安感などを引き起こす。
- カフェイン感受性の高さ
- パニック症を持つ人は、健常者や他の不安症患者に比べてカフェインに対して反応しやすい傾向。
- 脳内メカニズム
- カフェインはアデノシン受容体を阻害し、神経活動を活性化する。
これが交感神経系の過活動を引き起こし、パニック発作に類似した身体症状
(動悸、息切れ、震えなど)を誘発する可能性がある。
- カフェインはアデノシン受容体を阻害し、神経活動を活性化する。
上記の結果から、パニック症患者はカフェイン摂取を控えることが望ましいとのこと。
コーヒーを減らして、ついにはやめてみた
試しにコーヒーを控えてみたところ、(プラセボかもしれないけど)
なんとなく身体面の変化がなくフラットになるというか、悪くはない感じがしました。
コーヒーを飲むとシャキッとする分、身体に何かしら作用しているんだろうな、と。
あの忌々しきパニック発作を起こす可能性が少しでも減るなら、
好きだったコーヒーも減らしてもいいかな、と思い始めました。
はじめは飲む回数を減らしたり、
電車やバスや車に乗る前は飲まないようになど、気を付ける程度でした。
そうやって減らしていくと、もう飲まなくていいかな、という感じになり、
買い足すのをやめ、カフェインレスの飲物のストックが増え、
今では自宅にコーヒーを置いていない状態になりました。
カフェインレスコーヒーもたくさん種類が出ているので、
色々試すのも楽しみの1つとなっています!
お酒

通院・服薬中の時期は、大好きなお酒を控えていました。
一日の終わりの晩酌がストレス解消の1つだったのですが、
当時は自分のこころと身体を休めることが最優先でした。
大好きなお酒を飲まなくてもいいと思えるほど症状が辛かったし、
私の場合は最初からお薬が身体に合っていて、安定して服薬を継続できていたので、
「今はお薬に頼ろう」と決めていました。
でも、まっったくお酒を飲まないのはさすがに辛かったので、
数か月に1度の友人との飲み会や、今日は仕事頑張ったぞ、という日には、
お薬をお休みしてお酒を飲んだ日もありました。
(自己判断での休薬は良くないです。マネしないでください。)
妊娠中もそうだったのですが、飲めないと割り切ると、
お酒を飲んでいた分の時間やお金を他のことに使おうと思えて案外切り替えられました。
夜はゆっくり眠れ(お薬の作用もあるかもしれませんが)、
朝はすっきり起きれて、快適。
二日酔いの朝のあの何とも言えないだるさと罪悪感とは無縁の健康生活。
今はお薬も通院も終了したため、1日の終わりの缶ビールが楽しみな生活ですが、
「お酒を控えてお薬にがっつり頼った時期」のおかげで、今があります。
仕事

これは思い切ったことかもしれません。
当時いくつも仕事を掛け持ちしていたのですが、
パニック症になってから、1か所の職場を辞めることにしました。
その職場は、ずっとチャレンジしてみたかった分野で、
タイミングが合って偶然採用してもらえた、医療関連施設でした。
しかし、この職場が私のストレスの主な要因となっていました。
・コロナ禍での入職で、感染対策等の気を遣う多かった
・職場を増やしたことで、私自身のキャパを超えてしまった
・職場内の人間関係が良くなかった
・やってみたかった仕事のはずが、途中で向いていないと感じ始めた
・家庭より仕事を優先してしまい、休日にちゃんと休めていなかった
当時は自覚していませんでしたが、この職場に向かう通勤電車内は特に、
プチ発作や予期不安が起こりやすくなっていました。
やっと念願叶って働けた職場を辞めるのは、とても勇気のいることでしたし、
収入が減ってしまう不安もありましたが、
こころと身体の声に従って、無理をしないことに決め、
退職の半年前に意向を伝えました。
このときの上司(精神科Dr.)がかけてくださった言葉がとてもありがたく、
私の回復をすごく支えてくれているものとなっているので、
別の機会に紹介したいと思っています。
以上、panicoがパニック症になってやめたことに関する記事でした。
お読みいただき、ありがとうございます。
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